総務省は1日、携帯電話会社に対して、分割販売する際にも購入100日経過しなくても即時SIMロックを解除するようにと指示をした。
それに対し、ソフトバンクは利用者が二か月分の代金を前払いするとう条件であれば可能という返答をしたようだ。
他社などでも、端末代が半額になるキャンペーンを展開していたが、それも総務省の指示にて廃止にされている。
総務省は2社に対し、利用者の混乱を招かないように、改正を待たずに解除に応じるように要求。
最大半額とうたう端末割引に関しても実際の支払総額が半額を超えるとして広告表示の見直しを求めた。
指示を受けソフトバンクは割引策の名称を変更し、クレジットカードでの支払いの場合において即時解除に応じるそうだ。
auも応じると発表した。
今回のニュースは利用者としてはありがたい話だ。
半額と称して半額でないのなら分かりやすくすべきだし、SIMロックに関しては利用者からすればなんのメリットもない。
例えば格安SIMに切り替えたい場合、auかソフトバンクでしか買えない端末が欲しくても100日は待たなければならなかったし、いや、格安SIMに変えたいというのはまだ我儘だとして、もし海外出張などある場合はSIMロックがあると根本的に使えなかったりするので困る。
そんなユーザーは今まではアマゾンやアップルストアでSIMフリー端末を買うしかなかった。
例えば超高画質のカメラ性能を持つ、Huawei P30 Proなどは、ドコモからしか販売されておらず、折角ほしいユーザーが沢山いるにも関わらず100日間のSIMロックによる縛りで購入をためらう人も多々いた。
欲を言えば全ての端末をSIMフリーとして販売してほしいと思う。
ただ、利用者は良いのだけど現場は携帯ショップで働いている現場の人は多少混乱しているようだ。
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