煎り玄米が薬になる理由と効果【肺炎やガンを予防する】

どうもこんばんは、三吉祐司です。

今日は素晴らしい健康食品である煎り玄米について作り方と健康効果を紹介しようと思います。

では結論から入ります。


和食では玄米こそが最も優れた健康食である。

日本では大昔、肉や魚というのは貴重品で農家やお坊さんが食べられるものではありませんでした。

そこには現代科学で言われる一日に必要なタンパク質量はこれくらいだ!みたいな考え方もありません。

ですが、農家は生涯現役で畑を耕し、お坊さんは最も長生きする職業でした。

こんな反論もくると思います。

「最も大事な栄養はタンパク質だから肉を食わなきゃダメだろ」

なるほど、確かにたんぱく質が必要なのは同意します。

しかしご存じでしょうか?人間の体は草食動物として出来ているのです。

1.人の胃酸は強くない

肉を消化する際にでる人間の胃酸は、【ライオンなど本物の肉食動物】と比べて強くありません。

消化するために大量の酵素も使うので、酵素の無駄遣いをして早く老化もしてしまいます。

人間が体内で作れる酵素の量は限られているので、食事で酵素を使いすぎるのはあまり良いとは思えません。

2.タンパク質は腸内で作られる

更には、人間というのは牛やゴリラと同じように腸内環境で、大量の良い細菌が住める環境にあります。

その証拠として、パプアニューギニアの人たちは芋ばかりを食べているのに筋肉質の体を維持しています。

牛やゴリラだって動物性たんぱく質を取らなくても恐ろしいほどパワフルですね。

では彼らがどこからタンパク質を得ているのかというと腸内の細菌からです。

肉を食わない代わりに食物繊維を多くとると腸内細菌が増えて腸が健康になります。

そして、細菌が腸内の食物をエサにアミノ酸やタンパク質を作るのです。

何年もフルータリアンをしてる人が死なないのはこの腸内細菌と上手く付き合っているからなんですね。

では、本題に入りましょう。

煎り玄米が薬になる理由

1.冷えを予防する

玄米はフライパンで煎る事で陰性から陽性に変わります。

ん?どういう事?と思ったでしょう。

分かりやすく言えば、陰性というのは体を冷やす食事で、陽性というのは体を温める食事です。

人間というのは体温が高い方が免疫力が高まります。

風邪をひいたときは誰でも高熱がでますよね。

高熱が出て細菌を退治しているのですが、やはり風邪で高熱を出すのはしんどい。

しかし、これが基礎体温の上昇となると話は別です。

常に高い免疫力を保ちつつアクティブに動けます。

2.肺炎を予防できる

高齢者の肺炎の原因の約七割以上が誤飲による肺炎です。

よく噛まない食生活をしているとあまり唾液が出ずに、結果として食べ物が殺菌されません。

悪質な細菌がうっかり器官に入ってしまう事によって肺炎になり、場合によっては死にいたります。

それを予防するにはどうすればいいのか?

答えは簡単でよく噛むこと。

よく噛むことと分かっていてもパンとスープなどの食生活をしていると、急いでいる時なんかは思わず流し込んでしまいますよね。

だからこそ煎り玄米のような噛み応えのある食事も時には必要なのです。

少量をつまんで口に含み、よく噛んで食べると、驚くことに大した量を食べていなくても満腹感を得られますのでダイエット食としても意外と有能です。

3.煎って美味しくガン予防

玄米を洗ってからフライパンに入れ、少量の岩塩と一緒に煎ってみましょう。

そうすると煎餅みたいな味と食感になっておやつ感覚で食べれるようになります。

そして、玄米のぬかの部分には特別な二つの成分が含まれていて、これらの成分は玄米を煎る事によって米粒の外側に溶け出していきます。

この成分がガンを縮小させ、死滅させる作用があると発表されているのです。

玄米は糖質だと恐れてはいけません。

玄米は白砂糖ではなく、【糖質+食物繊維】という超健康食なのです。

では再度結論に入ります。

煎り玄米はおやつ感覚で食べられる日本古来の薬です。

皆さんも是非作って食べてみてください。

保存食にもなるので色々とおすすめです!

予防医学の第一人者、山田豊文先生の本とおススメの玄米のリンクを貼っておきます。

特に、死ぬまで元気に生きるための七つの習慣という本は栄養学だけに着目せず、健康的に生きる方法を詳しく解説してくれているのでオススメです。

気になった方は買ってみてください。

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