うちの猫が急病になった件【尿毒症】

どうも、三吉祐司です。

最近うちの猫が尿毒症になりまして、なかなか危険な病気なので詳しく書いていこうと思います。


嘔吐、頻呼吸、口呼吸を猫がしだしたら、かなり危険な状態なので急いで病院につれてってください。

お金ないし、少しくらい様子をみてからと思っていると、死んでしまって後悔する事になりかねません。

お金は取り戻せても命は取り戻せないのです。

今回病気になった猫の名は【カイ】です。

僕はいつもカイくんと呼んでいます。

そんなカイ君が、夜中に何度もトイレに行きだしたので少し変だなと思いながらも遊んでいました。

何度もトイレに行きながらも、トイレはあまり汚れていないので「おかしいなぁ」と思っていました。

しかし、疲れていたのもあって少しだけ寝るかとベッドに入りしばらくすると、ベッドで寝てた僕の隣に来て、「ニャー!ウー!」と鳴いて起こしてきました。

部屋はあちこち嘔吐で汚れ、カイ君は苦しそうに頻呼吸と口呼吸をしていました。

ただ事ではないと思い、朝の8時ごろでしたが、かかりつけの動物病院に連絡をすると、診察時間ではないにも関わらず「すぐ連れてきてください」と言ってくれたので急いで連れて行きました。

症状を話すと、おそらく尿毒症ではないかという説明をうけ、すぐに体重測定、酸素室、投薬、レントゲン、血液検査、尿道カテーテル、入院となりました。

発症から12時間経っていませんでしたが、膀胱はパンパンに膨れ上がっていました。

尿毒症とは、尿道が何らかの原因で詰まり、オシッコがでなくなって膀胱がいっぱいになり、血液中に毒が流れ出た状態の事らしく、発症して48時間もすれば肝臓だか腎臓だかが壊れて高い確率で死んでしまう病気なようです。

尿道カテーテルを入れる前にお医者さんに説明をうけたのですが、血液中の毒素次第では、麻酔を打った時に死ぬことがある、なるべく無麻酔でやってみるが、ダメだったら麻酔を使うしかない。

説明をうけてから立ち会って見ていましたが、やっぱり痛がって力が入るそうで無麻酔では行えないといういう事で麻酔を使う事に。

「検査の結果毒素は少なかったから多分大丈夫」と言われましたが、その多分が不安なのです。

不安なのですが、治療が出来ないと確実に死んでしまうのですから頼むしかありません。

麻酔を打って、尿道カテーテルを刺して、膀胱から尿を抜く。

カテーテルから流れ出た尿は赤くなっていました。

医者の説明では、「膀胱が膨れて、膀胱内の毛細血管が破れて血が出ている」との事でした。

治療が終わって目が覚めるまでカイ君の傍にいました。

カイ君が起きた瞬間、本当にホッとしました。

それから3日間は入院とのこと。

病院からうちに帰ると、無意識に「ただいま」って言葉が出てきます。

いつもならニャーって鳴きながらカイ君が出迎えしてくれます。

カイ君のいない部屋がさみしくてしょうがない。

寝るときに、枕元にカイ君がいない事も寂しかった。

退院してうちに帰って来た時は本当に嬉しかった。

最初、うちに来たときは臆病で部屋の隅っこに隠れ、1週間ご飯を食べなかったような子でしたし、懐かないんじゃないかと思いました。

可愛いから構いたいけど、猫が大好きだし構いたいけど、怖がられたくないから干渉しすぎない、抱っこをしない、そんなこんなで半年くらい。

慣れてきて甘えて来た時はほんと嬉しかった。

初めて抱っこした時は嫌がられたけど、カイ君から抱っこして~って来るようになって、どんなに嫌な事があっても、辛い事があっても癒されて、頑張って生きてこれた。

いつかカイ君が先に死んでしまう事は覚悟しているけど、どうせ死ぬにしても「幸せだった」最後には思ってほしい。

その為には病気で死なせる訳にはいかない。

そして、そんな辛い運命を他の猫ちゃんや飼い主さんにも味わってほしくない。

そんな想いで今回記事にさせていただきました。

なのでこの記事をシェアしていただけると嬉しく思います。

もし、トイレに行く回数が増え、嘔吐し、頻呼吸や口呼吸をしていたら少しでも早く病院につれていってください。

今回カイ君がなった尿毒症は再発率が高く、一生検査が必要な病気です。

ミネラルを取りすぎたらいけないから、海産物は食べれませんし、ささ身なんかも食べれないそうです。

特別な食事をしなければなりません。

再発を繰り返したら手術が必要になる場合もあります。

それでも大切な家族だから守っていきたい。

それはきっと多くの人が思っている事です。

手遅れになる前に必ず病院に連れて行ってくださいね。

尿毒症用のご飯