どうも、こんばんは、三吉祐司です。
今日はニキビに悩むあの子やこの子のための情報を発信していきたいと思います。
結論から言いますと、
ニキビの予防は殺菌と食生活が大切
・主食を選ぼう
ニキビの原因は西洋化された食事にあった!
ニキビを予防しようと思ったら主食選びが重要になる。
具体的には白米や精製小麦を食べるのではなく、玄米や全粒粉や豆やフルーツを食べるべきだ。
その理由を今から説明していこうと思う。
アメリカ医師会の共同研究によると、思春期から25年の間、男女ともに40%~54%の人にニキビがあり、その平均値を上げているのが白砂糖やジャンクフードが大好きな西洋人であったとされています。
【コロラド州州立大学の地域医療専門家、コルダン博士。ルンド大学の人類学専門家、リンデバーグ博士。ニューメキシコ大学の放射線と人類学の専門家、HURTADO博士。アトランタ大学の生化学専門家、イートン博士。シドニー大学の栄養学専門家、ブランド博士。以上の博士たちの共同研究と調査で判明した】
彼らの資料によると、第二次世界大戦前の沖縄の人はニキビが少なく、ブラジル農村地での子供を対象にした調査では2.7%、ペルーのインディアンは28%で、白人(45%)と比べてニキビの人口割合が少ない。
非西洋人に、ニキビが少ない事を突き止め、西洋化されてない環境のどの要素がニキビ発生に影響を与えるのかを調査した。
すると、【乳製品、アルコール、コーヒー、油脂、ゼロカロリー飲料、マーガリン、シリアル、白砂糖、炭水化物ばかりの食事】などをよく食べていたグループはニキビが多く出て、【野菜、魚、ココナッツ、果物】などを主に食べていた民族ほどニキビが少なかったとされている。
この二つのグループの違いは何かというと、インスリン上昇レベルと油の質である。
血糖値が上がればインスリンのレベルが上昇し、皮脂を生産するようになるというのだ。
その皮脂はニキビの原因となる菌のエサになる。

この表によると、精製した小麦や米製品ほど血糖負荷が上昇してニキビが出来やすく、全粒粉パンや玄米やフルーツや豆類などの方が血糖負荷が少なくニキビが出来にくい事が分かる。
つまり、再度結論を申すと、精製した米や小麦は避けて、糖質はフルーツや豆や玄米や全粒粉で摂取しようという事になる。
治療に効果のある薬品は限られている
アメリカ皮膚科学会の調査では、ニキビの治療と予防には、サリチル酸か過酸化ベンゾイルの入った洗顔料を使いましょうという事だった。
しかし、過酸化ベンゾイルは日本では医薬品扱いなので洗顔料にはほぼ使われていないのが現状だ。
そこで追加調査を行い、いくつかの論文を見ている中でみつけたのが【ニキビ管理のケアのガイドライン】だった。
Guidelines of care for acne vulgaris management
アメリカの複数の州の皮膚科や大学による共同発表ガイドラインによると、ニキビに効果のある薬品は、【サリチル酸】【アゼライン酸】【抗生物質】【過酸化ベンゾイル】などだった。
・サリチル酸
サリチル酸のニキビの予防と治療の効果は中程度だった。特筆すべきはその安全性で、ほかの治療薬が使えない場合もサリチル酸は安全に使用できる事が多かった。
普段はサリチル酸配合の洗顔料を使うのがよさそうである。
サリチル酸配合、基礎化粧品
・アゼライン酸
アゼライン酸は限られた効力と紹介されている。
つまり、状況次第で治る事もあれば、全く効かない人もいるという事だ。
・抗生物質と過酸化ベンゾイル
こちらはニキビの原因になるアクネ菌を殺菌する目的で使用される。
ニキビ治療に対して高い効果があると証明されている。
ただし、医薬品なので使用の際は注意が必要かもしれない。
・その他の予防法
こちらは女性のみになるが、レチノイドや避妊薬で予防出来るとある。
その件に関しては行く行く調べて行こうと思う。
早く知りたい方は是非、産婦人科で聞いてみてほしい。
別の論文によると、男性の場合は前立腺の肥大や前立腺がんによってもニキビが増えるとある。
というのもテストステロンが前立腺に入り込むと代謝され、ジヒドロテストステロンになる。【千葉大学、名誉教授、島崎敦】
ジヒドロテストステロンの割合が増えれば増えるほど体毛は濃くなるが、毛髪は抜けやすくなり、筋肉量は減り、うつ病になりやすくなる事が分かっている。
テストステロンがモテホルモンなら、ジヒドロテストステロンが非モテホルモンとでも言うべきだ。
男性は前立腺肥大に対して備えるべきのようだ。