健康寿命を延ばす唯一の食事法【病死=寿命ではない】

どうも、こんばんは、三吉祐司です。

今日は、健康寿命を延ばそうというお話をしていきたいと思います。

日本は長寿大国であるにもかかわらず、平均寿命と健康寿命に役10年という開きがあります。

つまりどういう事かと言うと、ほとんどの日本国民が10年間はボケて徘徊したり、糖尿だったり、もっと重病で病院でチューブにつながれながら苦しみぬいて死ぬという事です。

恐ろしいとは思いませんか?

そこで、健康寿命=寿命にする方法を紹介します。

結論から言うと

その方法とは断食や少食です。

最近はようやく、少食で健康になるという情報も増えてきました。

しかし、少食=健康などというのは本来は日本では当たり前の事だったのです。

昔、日本は鎖国していましたし、今ほど食料は溢れていませんでした。

農家の人口は8割くらいで、食べ物が足りないからと言って外国から肉や野菜や穀物を買い付けるなんて事はそもそも出来ません。

そんな時、容易に起こる事態が【食べ物が足りないから少ししか食べない】という事でした。

満腹まで食事を出来ない農家であっても、医者にかかる事はなく、病になれば食わず寝て治し、死ぬまで現役で畑を耕しました。

それはもう重労働です。

畑を耕すだけじゃなく、火を起こす、料理をする、水をくむ、洗濯も手で洗う。

現代人とは比べ物にならないカロリー消費量の運動を毎日、少ない食事でしていました。

では、現代人はどうなのでしょうか?

現代の食事というのは麻薬のような作用の食品が大量にあります。

科学的に調合されたうま味調味料を使い、精製された砂糖を使う。

確かに飯はうまいでしょう。

ですが、その結果食事は娯楽になりました。

お腹はいっぱいだけど、飯が旨いからもっと食う。

少し小腹がすいたから、何か買って食う。

本来人間には空腹な時間が必要なのですが、それがあまりにも少ない。

さらには、健康を害した人に対して、あの栄養が足りない、この栄養が足りない、もっとバランスのいい食事をと言います。

バランス良くしようとアドバイスすると、患者はどういう行動にでるのか?

答えは簡単で、足りない栄養素を補おうともっと食べるようになる。

その結果カロリーを取りすぎでもっと体を壊すのである。

食料が足りなかった時代では足し算の食事法で良かったのかもしれないが、食料に溢れている現代では引き算の食事法が大事。

栄養のある食事で少食する

栄養のある食事とはなんなのか?

私が注目している食材は玄米と全粒粉である。

まず、玄米に関してだが、江戸時代では白米は一般の人が日常的に食べるものではなかった。

確かに旨いが、殻の部分に発芽の為に必要な栄養素がギュッと詰まっている。

米という植物が生存できる理由は中の白いデンプンにあるのではなく、外の栄養も加わってだ。

玄米は白米と違い、ビタミンB群も豊富なので、米や野菜のたんぱく質や糖質、更には体についた脂質を効率的に分解してエネルギーに変えてくれる。

地方から江戸に来た大名は、白米ばかりを食い、足が怠くなるという症状に襲われたという。

これはビタミンB群が不足して起こる現象で、実は我々が感じている疲労感の正体は働きすぎに加えて白米中心の食事でビタミンB群が不足しているからとも考えられる。

さらには、白米と玄米を同じ量、食したとしても、血糖負荷が役8倍違うので糖尿病のリスクやニキビのリスク、肥満のリスクなどが全然違う。

米の中に含まれている必須アミノ酸のトリプトファンに関しても、白米で取っていては分解の為のビタミンが足りず、腸内細菌のエサである食物繊維も不足しがちで、その結果セロトニンやメラトニンが不足して不眠症やうつ病にもなりやすくなる。

*必須アミノ酸のトリプトファンを代謝する事によって、精神を安定させるセロトニンと、睡眠の質を高めるメラトニンが生成される

つまり、主食を白米から玄米に変えるだけで、ストレスに強くなって、質の良い睡眠がとれて、疲れにくくなり、便通が改善する事によって美肌効果がうまれ、さらには肥満や糖尿病、それに付随する病気を予防出来るというのだ。

これだけ健康的に優れているのだから、早く玄米のレトルト食品が増えてほしいと思う今日この頃。

次に、全粒粉なのだが、インド人の主食がこの全粒粉を使ったパンでチャパティというものだ。

彼らは宗教上の理由から人口の半分がベジタリアンなのだが、いたって健康的に過ごしている。

その秘密がやはり小麦も殻ごと食べるという事にある。

最近は全粒粉のパスタやパンなどが出回っているので、そちらをなるべく選ぶようにした方が良さそうだ。

有害物質を断食で追い出す

現代では何を食べても体に毒が溜まる。

動物性食品なら抗生物質やステロイドや抗うつ剤など、そもそも動物性たんぱく質の割合が総摂取カロリーの10%を超えれば11倍の確率でガンになり、20%になれば20倍ガンになるとある。

(1983年から10年に及ぶ疫学研究【チャイナ・スタディ】より)

魚には水銀、野菜には農薬。

毒のない食事をするのが不可能な時代になってしまった。

普段の食事から体に入った農薬は脂肪内に溜まるのだが、実は断食を3日すると農薬が尿から排泄される事が分かっている。

(1973年甲田医師と神戸大学医学部、喜多村教授の共同研究)

健康年齢100歳以上のイタリア人ルイジ・コルナロ

イタリアにはルイジ・コルナロという偉人がいた。

彼は、建築家であり、文筆家であり、元々は生活習慣病で死を宣告されたが、1日250gという超少食の食事に切り替えてから健康を手に入れた。

そして生涯仕事をし続け、病気に苦しむことなく、100歳を超えて最後は眠るように死んだという。

彼が言うには、その人が必要とするカロリーは年齢や体質などで個体差があり、その上で必要最低限の食事さえしていれば健康的に過ごせると本を残している。

それでは再度結論。

健康寿命を延ばす秘訣は極少食

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