どうも、三吉祐司です。
今日は大掃除に関しての考え方をシェアしていけたらと思います。
この時期、急に焦って大掃除を始めても中々大変ですよね。
結局手を付けられずに今年が終わってしまったという事になりかねません。
そこで、普段から大掃除をしやすい部屋作りをする事が大事なのです。
では、大掃除しやすい部屋作りとはなにか?
結論、物の少ない部屋です
「物が捨てられたら苦労しないよ」
そんな声が聞こえてきそうですね。
そうです、その通りで、物を捨てられたら本当苦労が減るのです。
考えてみてください、コンロ周りを大掃除するのにコンロの上に重たい鍋が乗っていたら退かす手間がありますよね。
「じゃあ、コンロから降ろせばいいじゃん」
その鍋を下ろして置く場所もなかったら?
そうです、物が多いという事はそれだけ管理に時間とエネルギーを使うのです。
更には、物が多くて部屋の余白が余りにも少ないと、無駄なストレスを抱える理由になりかねません。
最低限でも床に物がないくらいにはしておかないと掃除機をかける時に手間だし、机に物がないようにしとかないと、いざ勉強をしようと思った時や、ご飯を食べようと思った時に邪魔くさいですよね。
つまり、収納がいっぱいで片付かないなら捨てるか売るしかないのです。
僕の個人的な意見としては、物はよっぽど高価なものでなければ売るよりも捨てた方がいいでしょう。
何故ならメルカリやヤフオクで売るからという理由をつけて、いつまでも物を処分できない人が多い事が一つ。
更には、売る手間と時間を使って数時間や数日の労力を使っても、ほとんどは大したお金にならず、それならとっとと捨てて、時間が空いたならタイミー(その日だけの仕事を探すアプリ)などでちゃんと、時給分の給料をもらった方がマシだからです。
「その売る手間と時間はちゃんと最低賃金の時給分以上稼げてますか?」という事が大事なのです。
勿論、折角一生懸命物を捨ててるのに、余白が出来たからと物を買いまくっては意味がありません。
人は余白が出来ると埋めてくなる生き物ですが、一方で、余白がなくなるとストレスを感じるという矛盾した生き物です。
物が多いと、探す手間が増える、管理する手間が増える、気が散って作業や勉強が出来ないなど良い事がほとんどありません。
机と床に物がないだけで、凄く落ち着くし集中力は上がるので是非、実践してください。
では、捨てるものと買うものの判断をどうしたらいいのか
・欲しいか欲しくないかではなく、使うか使わないかで決める。
・同じ機能の物は多くても3つ以内に収める。
まず、例えば僕はよくAmazonを使うのですが、購入する前に一度【欲しいものリスト】に入れるようにしています。
そして、最短でも1日、最長だと1週間は欲しいものリストに入れておきます。
後日見返した時に、「あれ?こんなもの欲しい物リストいれてたんだ」って思えばそれは要らない物です。
実際、購買意欲というのは一晩冷静に考えるだけでかなり下がると言われています。
僕なんかが営業してた頃も、お客さんが「ちょっと考えるからまた来て」と言われる事がありましたが、そこは多少強引でも、その日のうちに契約をとっておいた方が良い事が分かっています。
実際に待って、次の日に行くと、大抵は断られるか、そもそもドアすら開けてもらえない事がほとんどです。
ですので、購買意欲というのは時間とともに消えるし、1日で欲しい気持ちが消えるものを買ったら、買った後に後悔するのは当たり前です。
逆に1週間買うのを我慢して、それでも欲しければ、それは使うなら買うべきです。
逆に、「あれ、こんなものあったんだ?」って物が家にあればそれは確実に必要ありません。
だって、それなしで生活してたでしょ?存在を忘れるくらい愛がないんでしょ?
だったら思い切って捨てましょう。
同じ機能の物も、そんなに沢山は必要ありません。
例えば、ちょっとデザインが違うからと用途の同じものを収集する人は多いのですが、人は基本的に物が増えれば時間や脳のリソースを使い、判断力は落ちるし不幸になる生き物です。
選択肢が増えれば増えるほど、選べなくなって、疲れる状態の事を【選択のパラドックス】といいます。
極力選択肢は減らした方が良いのですが、それでもワンパターンになるのが嫌な人もいるかと思います。
そんな時は、選択肢を3つに絞るという事が一つのテクニックです。
ほとんどの場合、人が瞬時に直感で選べる数というのは決まっていて、それが3つまでなのです。
4つ目からの物は人を不幸にする。
これを忘れないよう。
物を捨てるテクニック
とはいえ、実際に捨てるとなったら躊躇してしまうのが通常の人です。
禅問答や瞑想を繰り返してる人が欲が減れば簡単に手放せるのですが、じゃあ今から修行してってなると年内は無理ですよね。
そこで、こんなテクニックを使ってみてください。
・捨てる前に写真を撮って捨てる。
結局のところ、人が捨てられない理由は物による執着ではなく想い出への執着だったりします。
そこで、想い出の品でも写真でとって、今はデジタル保存できますから、映像コンテンツにしてしまえば手放せるという寸法です。
・迷ったら【とりあえずボックス】に入れる
捨てるかどうかを迷った時の専用の箱を用意してください。
箱は段ボールでもなんでも構いません。
そして、1週間【とりあえずボックス】にいれて、それでも捨てたくない、生活に困ったという物があればそれは捨てない方がいいでしょう。
逆に存在を忘れてしまったり、無くても困らなかった物は捨てていい物です。
是非試してみてください。
とはいえ、やはり欲をコントロール出来るようになるのが一番。
欲をコントロールするにはマインドフルネスが重要なのですが、そのマインドフルネスの効果なども過去に記事にしてますので是非そちらもご覧ください。
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