どうも、こんばんは、三吉祐司です。
日本においてはまだタブーとされていますが、世界では大麻の合法化が進んでいます。
商売としてこれから始めたい方は、どうすれば稼げるのかを私なりに考察します。
参考文献として、【大麻ビジネス最前線 高城剛 薯】と、参考論文に【2020年、西シドニー大学、メルボルンクリニック、メルボルンザ大学、マンチェスター大学】による研究論文を使用しています。
参考論文はこちら。
では解説していきます。
ではまず結論から。
大麻は合法化していくので稼げるようになる。
こんな事を言うとこんな反論がきそうなので答えておく。
「おいおい、危険な薬物を勧めるんじゃない。」
大麻は本当に危険な薬物なのでしょうか?
そもそも大麻はTHCとCBDが主な成分で、その比率によっては麻薬のような作用は出なかったりする。
1994年のアメリカ国立薬物乱用研究所のデータでも、大麻の依存性と禁断性と耐性はカフェイン以下であり、切望感と陶酔性に関してはアルコール以下とされている。
つまり、アルコールの方がよっぽど危険な薬物なんだけど、実はみんな飲んでて、お酒の歴史が長いからアルコールは容認されていたりする。
では、実際に大麻産業は拡大していくと考察しているわけだが、そもそもなぜ合法化が進んでいくのか?
その理由は以下の通りだ。
1・反社会勢力の資金源を断つため
2・合法化して税金を課した方が良いから
3・医療用として有効な薬草だから
4・大麻ですでに儲けている国や企業があるから
5・未成年の薬物使用対策として
では、稼ぐために知っておかなければならないポイントは何か。
・成分【THCやCBD】かで効果効能は全く違う。
・医療用だけでなく、工業用大麻もある。
・日本でも条件を満たせば大麻の栽培は可能。
・結局売るのなら海外に向けて
では解説をしていこう。
反社会勢力の資金源を断つ
大麻を最初に合法化したウルグアイのムヒカ大統領はこう発言した。
「大麻の密輸を無くせば、麻薬組織の資金源が断たれ、犯罪が減る。さらに、麻薬の乱用による若者の犯罪を防止できる」と主張し、合法化に踏み切った。
合法的に大麻を販売する薬局がでてくると、当然密輸組織も密売組織もなくなる。
わざわざ、違法な手段で危険を冒してまで粗悪で高い大麻を買う理由なんかどこにもないからだ。
実際に裏で回っていたお金が表に出てくることで経済効果も期待できる。
合法化して課税した方が良い
大麻の所持や販売を禁止している所では、密輸や密売が反社会勢力の資金源になっている。
違法な物を違法な方法で販売している限り、その収益は一切課税されない。
つまり、大麻でお金は大量に動いているのに国からしたら税収がないので得がないどころか、取り締まるために税金が使われるのだ。
だったら酒やタバコのように「合法化はするが、しっかりと課税します」とした方がいいのだ。
大麻は医療用として有効
これは、成分比にもよるが、THC(テトラヒドロカンナビノール)の比率が多いと、【大麻でガンの痛み、片頭痛、食欲の低下】を改善し、
CBD(カンナビジオール)が多いと【統合失調症、てんかん、運動障害、卒中、頭部外傷、不安、睡眠障害、うつ、双極性障害】などに効くのではないかと研究されている。
また、50対50の比率にしても効果効能が変わるという中々面白い薬草である。
大麻では、すでに儲けている国や企業がある。
なんと、カナダでマリファナを吸ってクオリティーを評価するだけで時給4400円もらえると、2018年10月18日のライブドアニュースで紹介されている。
ちなみに、カナダで大麻鑑定士として採用されれば時給5600円。
生産に関わる仕事につけば年間810万~1420万ほど稼げるようである。
労働収入で1000万以上の収入を狙えるのは中々すごい。
アメリカの、コカ・コーラも大麻を利用したドリンクを開発するとのこと。
未成年の薬物乱用を防げる。
大麻が密売されている場合、未成年に対しても販売の対象とされる。
路上やクラブのような場所で売っていると、未成年でも買いやすくなるという事なのだが、合法的に薬局で取り扱うようになると、わざわざ路上で売る反社会組織がいなくなる。
ウルグアイがその良い例で、ウルグアイでは指紋認証システムに登録した18歳以上の市民のみ、一か月に40グラムまで購入できる仕組みだ。
これによって、大麻は薬局で買う人が増えて、密売組織も「ウルグアイじゃ売れないから辞めた」となって、さらには購入に条件があるので未成年は大麻を買いにくく、大人でも乱用は出来ないという社会構造になった。
大麻で稼ぐには
成分を把握しよう
THCかCBDで効果効能が違うのは軽く説明した。
大麻の麻薬の成分は、実はTHCであり、この割合の多い物がマリファナとして有名になっている。
これは、ガンの痛みや、食欲増進の効果は高いが、同時に陶酔性もあるので使用に関しては注意が必要である。
THCの割合の多い物は、統合失調症やうつ病や双極性障害が悪化するなどの副作用も確認されているので医薬品として取り扱われるのが良いだろう。
その一方で、CBDに関しては【2020年、西シドニー大学、メルボルンクリニック、メルボルンザ大学、マンチェスター大学の、精神障害の為の薬物大麻:臨床に焦点を合わせた系統的レビュー】という研究論文で、副作用は確認されず、【睡眠障害、統合失調症、うつ病、双極性障害、不安障害、PTSD】などに治療効果があるとされた。
そして、なんとこのCBDは、オイルとして日本でも売られており、合法的に使用できるのだ。
このCBDオイルは、今後研究が進み、効果効能が確実とされた場合一気に産業が伸びる可能性がある。
そんな時に例えば、【うつ病の人がCBDオイルの比較をする】という趣旨のサイトやyoutube動画などがあったら広告収益も見込めるのではないかと思う。
工業用の大麻を知ろう
日本で栽培されていた大麻は、元々THCが少なく、工業用大麻として利用されていました。
では、工業用としての使用例を挙げましょう。
・衣類に使われれば、それは吸水性と速乾性に優れ、保湿性も高いので、編み方次第で夏でも冬でも対応した衣服を作れます。
・紙製品の場合、他の木材で作る場合は化学製品を使うので水質や土壌を汚染しますが、大麻では薬品を使う事なく紙を作れるのでクリーンです。
・大麻と石灰を混ぜて作った【ヘブンボード】は、建材として使われ、壁が呼吸することができ、夏は涼しく、冬は暖かいとして評価されています。
・大麻からプラスチックを作る事ができ、メルセデスベンツも内装で使っていたりします。
さらに、大麻プラスチックは石油系プラスチックと違い、燃やしても有害物質は出ません。
・大麻からとったオイルは、乗り物の燃料としても利用でき、北米の6%の土地で燃料用として大麻を栽培した場合、アメリカは化石燃料に依存しなくてよくなります。
・美容や健康食品、化粧品としても注目をされているようです。
これに関してはまだ疑っていますので多くは語らないでおきます。
大麻が禁止されていた背景に、【石油を売りたかったから】というのがありそうですね。
日本でも条件が揃えば大麻は栽培出来る
意外に思われるかもしれませんが、大麻は第二次世界大戦が終わるまでは日本で盛んに栽培されていました。
そして、終戦後に大麻の所持は禁止されましたが、限定的に、一部条件をつけて、農家は栽培をしていました。
何故なら、仏教の神事でしめ縄が必要であり、そのしめ縄は大麻を使うからです。
日本では実際に【大麻栽培免許】を持っていれば大麻の栽培自体は可能なのです。
ただ、実際には警察の監査が入ったり、色々と面倒なようです。
せっかく作ったとしても現状では販売する事は難しく、「じゃあ商売にならなくね?」と思われるかもしれませんが、実は売れるものは大麻だけとは限りません。
日本には、古くから大麻を栽培し続けたというノウハウが埋もれているのです。
今は物よりも情報を売った方がお金になる場合もあります。
例えば、元々大麻農家をしている人なら、外国向けに情報商材を作ってもいいでしょう。
ノウハウを持っている農家に教えてもらい、海外で高品質な医療用大麻を栽培するというのも良いでしょう。
実際に、オランダでは室内照明を使った、高品質な大麻の作り方が開発され、栽培方法や、栽培の為のキットが売られ、利益をだしています。
日本独自の高品質な栽培方法が確立されれば、それは大きなビジネスチャンスになるかもしれません。
大麻生産をフランチャイズ化して儲けるという方法も考えられますね。
結局売るなら海外に向けて
日本でも合法化されれば話は早いですが、中々そうはならないでしょう。
なので、日本で栽培するならあくまでもノウハウを身に着けるため。
情報だろうが、商品だろうが、売るなら合法の国で売るのが良さそうです。
輸出に関しては・・・なかなか厳しそうw
では結論。
大麻産業は成長するので、必ず稼げるビジネスは存在する。